カプセルホテルのレポート
僕はカプセルホテルが好きである。
実際は金がないからカプセルホテルにしか泊まれないだけなのだがそういうことにしている。
今回紹介するのは東京は蔵前駅を最寄りとするカプセルホテル、『MyCUBE by MYSTAYS』だ。
この『マイステイズ』は所謂チェーン店?で他にも色々な形態のホテルを運営している。その中のカプセルホテルである。
ちなみに千葉の舞浜駅にあるマイステイズホテルに泊まれば割と格安で夢の国を堪能できる、そちらもよろしく。こちらは普通のホテル。
前記事参照のオタクイベント終了後、デブラーメン屋の用心棒の定休日という罠にも陥り僕は足早にホテルを目指した。
ホテルは蔵前駅から徒歩3分ぐらいで近くにはコンビニも沢山あった。適当にコンビニで酒を買いチェックインする。
カプセルホテルとは思えない綺麗な入口に期待が高まる。
部屋はこんな感じ、従来のカプセルホテルのように縦並びでなく横並び。さらに二段式ではなく一段。これはデカい。なんせ天井が高い。
しかもなんと、下の写真を見れば分かると思うが部屋の下に施錠できるロッカーがある。それも相当広い。従来のカプセルホテルのように持ち物を取りにロッカー室へ行く必要がない。部屋の中にも小型ロッカーがあり便利。
ちなみにパジャマも備え付けのものが用意されている。
小綺麗な雰囲気が漂う。宿泊者は外人が多かった。
体から豚骨ラーメン屋のような異臭がしたのでとりあえずシャワーに向かった。脱衣所を鍵で閉めることができる。綺麗、安全。
鏡に映るオタクは小汚い。
ちなみにこのホテルでは残念ながら大浴場やバスタブはない。残念。
アメニティも自由に取れる。ドライヤーの風が強くて感動した。
部屋のテレビがデカい。日曜なのでアニサマを鑑賞する。少し恰幅が良くなった悠木碧の姿を見ながらいつもの『相棒』を飲む。
↑相棒
あとは適当に4時間ぐらいTwitterして寝た。
部屋でもホテルWi-Fiが無料で使える。速度も早い。
翌日は6時に起床して朝飯のバイキングに向かう。朝飯は残念ながら無料ではない。
こんな朝早く起きたのは夜にならないうちに京都に帰りたかったからだ。
誰も会場にいなかったから1時間ぐらい食べ続けてた。卵が美味かった。パンも美味い。
この後満たされて部屋で転がってたら9時になり早起きの意味はなくなった。
オタクなので秋葉原を物色しその後10時間の18切符の旅に出た。
ちなみにホテルは学生なら素泊まりで3000円ぐらい、朝飯をつけると3700円ぐらい。
似たような高級路線カプセルホテルの『安心お宿』は素泊まりで4400円なのを考えると安い。
しかも安心お宿の寝床は縦並び2段なので、マイステイズの方が広い。本当に広くて窮屈を感じなかった。一方で安心お宿には大浴場がある。
立地や風呂などを考えてお好きな方をどうぞ。
かなりオススメできるホテル。
帰りは浅草橋駅まで歩いた。15分ぐらいだったしJR駅へのアクセスも良好。スカイなツリーも見れた。
ブレイブウィッチーズイベントレポート その2
記憶が薄れないうちに文章としてイベントの感想を残しておきたいので間髪を入れない更新。
18切符での東京〜京都間(約10時間)のいい暇つぶしにもなる。
一部ブレイブウィッチーズ本編8話までのネタバレがあるので気をつけてください。
前回の記事はブレイブウィッチーズOP曲、アシタノツバサ発売記念購入者限定イベントの昼の部についてだったが今度は夜の部。
座席は会場のちょうど真ん中、ステージから見て中央、前が通路なので開けていてこれも中々良かった。
ちなみに昼の部、夜の部共に時間は約2時間だった。あまり行ったことないから分からないんだけどリリイベとしては長い方なんですかね?
2016年12月11日
夜の部の開演時間は18時。昼の部では最前で次々と流れる名曲に心を洗われ、オタクティアーを流し続けていた僕が開演前に向かったのは靖国神社であった。苑内では軍歌が流れ軍服を着たおじさんが熱く歌い上げていた。普通に見て回って参拝して後は適当に時間を潰していた。
ちなみに今回のイベントは単番参加。1人でイベントに行ったのがいつ以来か忘れるぐらい久々であった。
18時に石田燿子さんがアシタノツバサを歌い始めイベントがスタートする。
2曲目のソラノイロを歌うところまでは昼と同じ。会場のボルテージが高い。みんなペンライトを振ったり物販のキンブレを振ったりしていた。僕は落ち着くし曲をじっくり聞ける気がするので素手を振っていた。
石田燿子さんが退場してステージに現れたのは高森奈津美さん、五十嵐裕美さん、石田嘉代さん、佐藤利奈さんの4人だ。それぞれニパ、ロスマン、クルピンスキー、ラルの声優。
トークコーナーは昼同様、声優陣が選ぶ名シーンのコーナーから始まる。昼とメンバーが違うから内容も違うのは嬉しい。
高森さんがあげたのは第7話「聖なる夜に」の1シーン。502隊員がクルピンスキーの破壊工作で次々とキノコの毒で笑い出すマッドな展開の中、1人ネウロイ撃退に出撃したニパ。苦戦するも501の宗教的存在に助けられた後のスオムスのあの人の台詞、「いい子にしてたか?ニパ」からニパが「エヘ、エヘヘ」と笑うところだ。
しかも高森さんが生でその演技を披露してくれ会場は盛り上がった。盛り上がった。
僕もそのシーンは泣いた。
五十嵐さんが上げたのは第8話「君の瞳にぶどうジュース」序盤の、クルピンスキーが夜にこっそり特訓してるとこにロスマン先生が訪ねてからの会話のシーン。
のはずだったのだが映像が手違いで4話「戦いたければ強くなれ!」のラスト、ロスマン先生が格納庫でひかりに優しい言葉を投げかけるシーンになっていた。
戸惑う高森さんだったが、両方好きなシーンとのこと。
佐藤利奈さんが選んだのは4話「戦いたければ強くなれ!」からロスマン先生に塔のクライミングを言い渡されたひかりが、最終日嵐の中菅野の荒めな励ましで見事登り切るシーン。
ラル隊長はまだあまり出番がないからここをチョイス。登り切った時に嵐が晴れる演出、まさに王道。
石田嘉代さんのチョイスは第8話「君の瞳にぶどうジュース」の終盤、クルピンスキが固有魔法マジックブーストで1人でネウロイを倒すシーン。カールスラントトップエースの実力が発揮され話自体も面白かった。
その後石田嘉代さんから第8話の例のアイキャッチについての言及がありスクリーンに映し出された。
↓例のアイキャッチ
これ銀髪の女性が明確に誰とは言われてないけどロスマン先生しかいないでしょう、との流れに僕も就職活動企業説明会を彷彿とさせる頷きを繰り返す。
ちなみにロスマン役の五十嵐さんも、ロスマン先生に似て自分が嫉妬深い女性であるとのトーク。頷きが止まることはなかった。
次のコーナーも昼と同じ「ブレイブクエスチョン」、いわよるふつおたコーナー。
皆さんはどんな酒が好きですか?の質問に石田さん佐藤さんはビール、高森さんは梅酒、五十嵐さんがコーラと答えてたりした。
他は501のウィッチと歌うなら誰か、旅に出るならどのウィッチがいいかみたいな質問もあった。
ちなみに昼夜の部両方、声優陣からのジョゼの人気が高かった。食べてるとこが可愛いらしい、分かる。
その後CD、BDの紹介をしてトークコーナー終了。電気ピアノ(正式名称不明)とアコースティックギター、演奏者登場。
やがて石田燿子さんが登場しアコースティックライブが始まる。
1曲目『STRIKE WITCHES2〜笑顔の魔法』
ストライクウィッチーズ2期のオープニングテーマ曲、アコースティックならではのゆっくりとしたテンポのおかげでじっくり歌詞を頭に入れることができる。ブルーのライトに照らし出される石田燿子さんの白いドレス姿が滲んでははっきりするのが繰り返される。ストライクウィッチーズの世界が始まる…。
2曲目『Connect Link』
OVAストライクウィッチーズのテーマ曲。
劇場版が公開され2年が経ち、ストライクウィッチーズOVAは各地の映画館で公開された。いわゆる再開の曲である。
あの時の高揚感が胸にグッと溢れるのをアコースティックギターの旋律が優しく包み込む。
3曲目『アシタノツバサ』
曲が始まってからAメロに入るまでの部分がアコースティックアレンジだとまたシブくカッコいい。
来年5月に石田燿子さんのアコースティックライブが東京で開催されることが発表された。
是非参加したいと思う。
ここでアコースティックライブは終わり、再び『private wing』が流れる。ストライクウィッチーズの曲の中でもレアな曲を1日2回も聞いてしまった。今回は落ち着いて聞いてみた。改めていい曲だ。スタート直後に転んでいこう。
歌い終わった石田燿子さんは退場、オタクのアンコールが科学博物館のホールに響く。
石田燿子さんと声優陣が再び登場しプレゼント抽選会スタート。
今回の商品はなんと直筆サイン入りアニメ台本、5話分あった。これだけは本当に欲しい。外れた。ニパの気持ちが分かる気がした。
繋ぎでのトークでクルピンスキー役石田嘉代さんとロスマン先生役五十嵐さんのやり取りが素晴らしかった。なんと石田嘉代さんは身長を靴とかで微調整してクルピンスキーに合わせてきたらしく、五十嵐さんはロスマン先生と身長が同じ。リアルクルロス身長差を僕らは目にすることになる。2人が抱き合う。もう、頭がおかしくなる。
参考資料
クルピンスキー 175cm
ロスマン先生 151cm
僕 公称175cm(実際171.8cm)
ラストは全員で『LITTLE WING〜Sprit of LINDBERG』を歌う。
アニメ8話「君の瞳にぶどうジュース」のEDでブレイクウィッチーズがこれを歌っていたが石田嘉代さんの声がカッコよかったのが印象に残っていた。実際生でも上手かった。楽曲派だ。
また、ラル役の佐藤利奈さんはラル隊長がまだアニメ本編で歌っていないので佐藤利奈さん本人として歌うことになった。レア。
これで夜の部も終了し、アシタノツバサ発売記念イベントは幕を下ろした。
リリイベにも関わらず大満足な曲のボリューム。トークもアニメとリンクしており非常に楽しい進行だった。前日オタクとおさらいをして正解。
何にせよ初のブレイブウィッチーズ、ストライクウィッチーズのイベントだっただけに素晴らしいものだった。この日をいつまでも忘れずブラックな社会へと足を踏み入れていきたい。
ブレイブウィッチーズイベントレポ 完
ブレイブウィッチーズイベントのレポート
まずブログを作った理由は、これまでTwitterとかで京都の写真とかイベントの感想を呟いてたけど文字数や投稿数に限度があるのでまとまった投稿方法が欲しかったからです。
あと単純にイベントや旅行の内容とかをまとめて忘れないようにしたかったからですね。
あとはクソ暇な18切符旅行中の暇つぶしが欲しかった
今回の記事には一部ブレイブウィッチーズ9話までの一部ネタバレがあるので気をつけてください。
今回僕が参加したのは2016年12月11日に科学技術館サイエンスホールにて行われたブレイブウィッチーズOPのアシタノツバサの購入者限定イベント、昼と夜の部がありチケットは各5000円、計1万円(高い)。
そして偶然にも昼の部で最前ど真ん中を引き当てた僕はTwitterでイキりにイキり散らしイベントを心待ちにしていた。列の名がいろはにほへとなので「い」が最前。
イベントはまず石田燿子さんのアシタノツバサとソラノイロのライブから始まったが、感動した。目の前にサイリウムもオタクの頭もなく石田さんとひたすら目が合う、この時点で勝利を確信。ちなみに僕はアシタノツバサもいいと思いますがカップリング曲のソラノイロがお気に入りです。
ここで石田燿子さんは一旦退場、代わって加隈亜衣さん、末柄里恵さん、水谷麻鈴さんが登壇。それぞれ雁淵ひかり、雁淵孝美、下原定子を演じている。至近距離で見る可愛い女性声優のスマイルで頭がどうにかなりそうだった。
まずアニメ本編で印象に残ったコーナーを各自紹介するコーナーが始まる(そのシーンのアニメ本編の映像がバックスクリーンに流れる)。
水谷さんは5話「極寒の死闘」から定子が弓でネウロイを倒すシーン。ウィッチに不可能はない。三位一体、伝統の合体攻撃。
末柄さんは2話「羽ばたけチドリ」から孝美が絶対魔眼で無双するシーン、確かにあれはカッコよかった。伝統的な艦上戦。
加隈さんが挙げたのは1話「佐世保の魔法少女?」からお風呂でひかりが孝美の傷跡に触ろうとするとこ。いいと思います。
それにしても何故触ろうとしたのか。
次のコーナーはイベント開始前にオタクが特設メールアドレスに送った質問に声優陣が答える、いわゆるラジオの「ふつおたコーナー」。僕もペンネーム本名にして送ったけど残念ながら読まれませんでした。
質問は「どの国に行ってみたい?」等で計6通ぐらい読まれたはず。残念ながら全部は覚えてないけどとにかく僕は目の前にいる女性声優を眺め回すのに必死だった。
質問コーナーが終わりアニメBDやCD商品紹介コーナーが終わると声優陣が退場、代わりにアコースティックギターと電気ピアノ?(誰かアレの名前を教えてくれ)が運びこまれる。
石田燿子さんも再登場しここからアコースティックライブが始まる。
1曲目『STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜』
目の前の景色が滲み始める。言わずと知れたストライクウィッチーズ1期のOP曲だ。僕の中で止まっていた時間が急速に動き始める。
通常だとアップテンポなこの曲もアコースティックアレンジで違う顔を見せる。歌詞が身に染みる。
2曲目『約束の空へ〜私のいた場所〜』
名曲の大盤振る舞い。次々に記憶が取り戻される。ここ辺りから涙が溢れた。
ちなみに僕は映画で坂本さんが飛行機乗って現れるとこが大好きです。
3曲目『アシタノツバサ』
出たばかりの曲をアコースティックで披露する石田燿子さんの技量に感動。アコースティックverだと通常版とは違う雰囲気になる。
ここでバンドが退場する。
僕はアニソンやゲーソンのアコースティックアレンジが大好きなのでこのコーナーは非常に良かった。静かな雰囲気なので歌詞を1つ1つ噛み締めるように聞くことができる。
そして石田燿子さんのマイク、「次で最後だからみんなが大好きな盛り上がる曲歌います!private wing」(意訳)。
ストライク楽曲の中でも聞くことがレアなアニソンの中のアニソンのイントロが会場に流れ出す。会場のボルテージが爆発し僕はもう頭が狂う。高まり泣きながら曲を一緒に口ずさんでいたら石田燿子さんが僕に指をさしながらニコりと笑う。生きていて良かった。
まるで空を飛んでいるような爽快感、疾走感のある名曲で満たされたところで石田燿子さんが退場。アンコールの音頭が始まる。
いつもは茶飲みながら座ってる僕もこの日ばかりは声を大にアンコールをしていた。
3分ぐらいで石田燿子さんに加え加隈亜衣さん、末柄里恵さん、水谷麻鈴さんが戻ってくる。始まったのはプレゼント抽選会で5名にサイン入りポスターが当たる。当然ながら外れる。
抽選会が終わると石田燿子さんの「じゃあ1人ずつ感想とか言いますか」から始まり声優陣がイベントの感想を話す。加隈さんが可愛かった。
マイクが進むにつれ次第に会場に立ち込める「もう終わりか…」の空気。
最後に石田燿子さんが感想を言い終わりマイク、「でも私達アンコールで出てきてるんだよね?しかも3人今日まだ歌ってないんじゃない?」
それは天才のマイクだった。消えかけた会場の火が再び灯された。
「前のスクリーンに歌詞が出るので皆で叫びましょう!LITTLE WING」
マイクの途中あたりから全てを察し早くも涙を零していたちんぽちゅうちゅう丸の目に一切の曇りはなかった。後はただ最前にて泣きながらキャスト陣とLITTLE WINGを合唱していた。
リンドバーグのアレンジであるこの曲の歌詞、ブレイブウィッチーズの内容とマッチしており僕はとても好きだ。 Bメロのテンポや歌詞なんか特に。
かくしてアシタノツバサ発売記念イベント昼の部は幕を下ろした。人生初の指定席最前イベント、並びに人生初のストライク楽曲を生で聞く機会だった。高校生の頃からずっと大好きだったコンテンツなだけに感動具合は一言で言い表せないものがある。あの日々の記憶が次々とリフレインしていくのだ。
このイベントを忘れることがないようにレポートに書き留めた。
一応曲だけのセットリスト
1.アシタノツバサ
2.ソラノイロ
ここからアコースティック
3.STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜
4.約束の空へ〜私のいた場所〜
5.アシタノツバサ
アコースティックおわり
6.private wing
7.LITTLE WING〜Spirit of LINDBERG〜
夜の部は次の記事に続く。