ロンドンのレポート その2
ホームステイ先の玄関をくぐるとそこはインドであった。大学で事前に、どんな家に宿泊することになるかは分からないとの説明は受けていたがスパイスの匂い漂う家には流石に面食らった。だが後ほどここがいかに恵まれた環境だったかを知ることになる。
ちなみに場所はロンドン郊外、滞在中通う学校は電車とバスを使い約1時間かかる。
家の周りの雰囲気はこんな感じ。
そういえばホストファミリーはインド系の人だった。とはいっても純粋なインド人ではなかった、イギリスは国の特性上インド系の人が多い。かつての植民地制度とかが関係している。
中年ちょい上のおじさんとおばさんの2人暮らしで超優しい人達だった、ありがとうございました。
通う学校はロンドン市内ど真ん中にある。
シブい街並みがいい。
僕のメインの目的は勉強は1カ月でどうにかなるわけではないので観光だった。滞在期間中は毎日市内に足を延ばすことを決めていた。大学の補助金なので好き勝手使ってアドを稼ぐのだ。
初日はテムズ川を写真のような船で巡るやつに乗った。
ロンドンの現代の観光スポット、ミレニアムアイ(観覧車)とか
ネギまの聖地でおなじみタワーブリッジといった定番スポットを巡る。
下から写真撮ったら逆光になった。
行ったのが冬だったので風が冷たかったしかなり寒かったけど中々よかった。
今回の記事ではもう1つスポットをレポートしておく。
これもまた定番スポットではあるがキングズクロス駅だ。僕は滞在中、電車とバスの定期券を支給されていたので大抵の場所へは行き放題なのがありがたかった。
この駅のこの構図は現実で見れてやっぱりよかった。別角度も。
この駅はハリーポッターの撮影で使われた、生徒がホグワーツ校に向かう汽車に乗り込むための駅だ。駅構内にはこんな写真スポットもある
これの横にはハリーポッターショップもあった。僕もバッジとか買った。
最初に書いたが僕が泊まっていたのはインド人夫妻の家だ。家内にはスパイスの香りが充満し最初はどうなることかと思ったが、その杞憂はとある出来事をきっかけに覆される。
そう、飯である。
ある日の夕食の写真だ。
右からチキンのカレー煮込み、ガーキン(きゅうりの一種らしい)のカレー煮込み、ポテトのカレー煮込み。カレーのオンパレード。
インド料理が大好物である僕にはまさに夢の場所だった。毎日がインド料理屋のディナーを食べているようなものだった。当然味つけも家庭料理とは思えない素晴らしいものだ。
ちなみに一見ヤバそうなガーキンきゅうりのカレー煮込み、これがとても美味い。美味い美味い言って食べてたら2日に1回ぐらい出してくれるようになった、とにかく美味かった。
つづく
ロンドンのレポート その1
記憶がある内に過去の旅行も文にして残しておきたいと思い、今回は去年行ったイギリスのロンドン遠征のレポート。
そもそも何故ロンドンか。
大学のプログラムで春休み1ヶ月ロンドンに行けるのがあったから応募して何故か受かったから行くことになった。書類選考と面接があって他にも数人選ばれたけど、コミュ障故にその人達と話すことはなかった。
行き先は他に複数国あったけど自分が1番行ってみたかったロンドンに決めた。
学校からの補助もあったがシコシコ貯めてたバイト代は全部これで消えた。
で、結構写真を撮ったんだけどあまりに多すぎるから複数回の記事に分けようと思う。
2015年3月1日。
関西国際空港から出発。料金だけを優先した結果、KLMオランダ航空の飛行機に乗ることになった。途中アムステルダムのスキポール空港で1度の乗り換えがある。
機内の記憶はだいぶあやふやでどんな映画がやってたのか何をしてたのかは忘れた。もっと早く記事にすべきだった。
これが機内食。機内食の割に美味かった気がする。ハイネケン飲み放題がアドだった。
肉っぽいもの。
機内食2回目、席は夜行バス並みだったが飯だけは美味かった。
グラタンっぽいもの。
9か10時間ぐらいかかってオランダのアムステルダムシチポール空港に到着。
冷えたトイレの便座がここが海外であることを知らせる。
さてこの空港はマズかった。というのは、自分が乗ってた飛行機の到着が結構遅れてて、ただでさえ乗り換え時間が1.5時間しかないのにさらに短くなった。焦った結果空港のどこかにウォークマンを落としてしまったのだ。
彼と2度と会うことはなかった。
モチベーションを大きく削がれロンドン着く前にして最悪のテンションだった。今もどこかで元気に「はっぴいにゅうにゃあ」を流していることを祈る。
乗り換えた飛行機での機内食。イギリスの食生活に向け不穏な幕開けだ。
2時間ぐらい乗ってロンドン、ヒースロー空港に到着した。このヒースロー空港、入国審査が結構厳しくて自分が行ったどの国のそれより厳しかった。どこに泊まるのか、目的は何かとかを結構質問されるのだ。
自分は割とスムーズに通ったが後ろで中国人っぽいのが詰まっていた。
到着時間が色々あって定刻より2時間遅れたのも気がかりだった。プログラムが手配してくれた迎えの人を待たせてしまってるかもしれなかった。
出迎えサービスについて、事前に学校でこんなことを言われた。
「最近よく出迎えを偽って金を取る詐欺が横行してるので気をつけてください^ ^ 出迎えの人は学校のプラカード持ってるからすぐ分かります^ ^」
さて、到着し荷物を受け取るとそこは「けいおん」の聖地だった。ちなみに約21時。
僕は説明通りプラカード持った人を探したが見つからない、20分ほど歩き回ってると1人のオッさんを見つけた。
僕の名前は「Masato」なのだが、そのオッさんが持ってるボードには「Makato」と書かれていた。しかもかなり怪しい風貌の黒人のオッさん。事前説明での「詐欺に気をつけて」の忠告が頭をよぎるが、もうこの人しかいなかった。
僕は意を決して声をかけた。
オッさんはあぁ君がか、みたいな感じでフレンドリーな人だった。道中車の中では謎のインド音楽が流れていたが、結果的にはいいオッさんだった。
人を見かけで判断するのはやめましょう。
ヒースロー空港から車で2時間ぐらいしてホームステイ先に到着。
オッさんに別れを告げ家のドアを叩く。
家のドアが開いた。同時に刺激的な臭いが鼻をつく。嗅ぎ覚えのある臭い、インド料理、カレーを彷彿とさせるものだ。
その家はスパイシーであった。
つづく。
ちなみにこれが僕の部屋でした。
蹴上〜四条あたりの紅葉のレポート
前回の記事に引き続いて紅葉のレポート。
今回は蹴上付近と四条の八坂神社の紅葉の写真を紹介していきたい。
日時 11/22 晴れ
蹴上は地下鉄東西線で烏丸御池駅から4駅。観光地で有名な平安神宮のある東山の方面にあたる。個人的に蹴上は好きで、春は桜を秋は紅葉を見ることができまさに四季を味わえる場所だ。
蹴上駅を出て2分ほど歩くとこのような線路が轢かれた小道を見ることになる。
蹴上インクラインと呼ばれ、かつては近くの琵琶湖疏水から荷物か何かを貨車で運んでいたらしい。当然現在は廃線になっており自由に立ち入ることができる。
この日はちょうど見頃だった。
もみじだけでなくイチョウの木も綺麗な黄色の葉をつけていた。
線路と落ち葉のコントラストがよかった。
人があんまりいなかったから角度変えたりして遊ぶなどした。
近くにはちょっとした噴水もある。
ここで蹴上インクラインは後にして南禅寺に向かった。紅葉で超有名な観光地なだけに人混みを覚悟したが予想以上の観光客の多さに全く落ち着いて見て回ることができなかった。
ただ紅葉の綺麗さは流石のもの。
境内の水路閣なんかも好きな風景の1つ。
この写真から人の多さは伝わるだろう。
手早く境内を見て回り南禅寺を後にした。
これで終わるのも物足りないから少し歩いて真如堂に向かった。真如堂には殺生石が祀られている。殺生石とはあの玉藻前が変身した姿だかなんだかなのでFateの聖地巡礼がてら行ってみてはいかがだろうか。紅葉はこちらは完全ではなかったように思う。
これが殺生石が祀られている祠。
境内の池とか。
真如堂も紅葉の名スポットの1つ、蹴上からだと少し遠いが時間のある人は是非。
この後熊野若王子神社も少し見て…
お花見で有名な円町公園の池を見て帰った。
やっぱり京都は秋の時期が1番綺麗だ。この季節は歩いてるだけであちこちで紅葉を見ることができる。
今年の紅葉は散ってしまっただろうけど、来年機会があれば是非行ってみてほしいと思う。
行程
蹴上駅→蹴上インクライン→南禅寺→真如堂→熊野若王子神社→八坂神社円町公園
総行程3時間ぐらい
嵐山の紅葉のレポート
毎日1回の更新がいつ息切れするのか
今回はTwitterにもちょくちょく載せていた紅葉の特に嵐山での写真を貼っていく。
日時は11/18日の金曜日、紅葉シーズン真っ最中の観光地嵐山。
使用機材→デジカメ(詳しい名前は知らない)
移動手段→嵐山まで電車、あとは徒歩(レンタサイクルを借りるお金もない)
同行者→当然ながらいないので1人
天気→晴れ
嵐山まで定期圏の四条から向かい到着してまずは昼ごはん食べに嵐山亭に向かった。
桜海老うどん美味しかった。周りはカップルしかいなかった。高かった。
定番の渡月橋
でも今回嵐山駅付近に別に用はなかった。
ここら辺は人が多すぎて歩くのも疲れるし、神社や寺に入っても紅葉を見に来たのか人を見に来たのか分からなくなる。
ということで阪急嵐山駅から北西、嵯峨野や清滝方面へ向かうことにした。
ひたすら山道を歩き最初の目的地である愛宕念仏寺を目指す。
1時間ぐらい歩いて到着、自転車を借りなかったことを後悔した。
入口、参拝者は自分しかいなかった。
ここでは沢山の羅漢像を目にすることができる。大正時代ぐらいに彫られたらしい。
もちろん紅葉も見れる。中々綺麗。
いわゆる古典的な寺ではなく少し違った雰囲気を楽しめる。
ちょうど見頃か。
変わった雰囲気を味わいたい人は是非。
愛宕念仏寺の参拝を終えてさらに山の奥へと足を進める。
すると京都では有名な心霊スポット、清滝トンネルが登場。これは僕の目的地への近道なのだが怖すぎて迂回路の峠道を選択。
20分ほど余計に歩く羽目に。
峠道からの写真。疲れたけど綺麗な山々を見ることができた。
峠道を抜けると、そこは清滝。目的地である清滝川に到着だ。
橋があったから上から川を撮ってみた。
太陽の光が写り込んでるけど綺麗。
ここまで来ると人もまばらにしかいない。
嵐山の喧騒とは無縁の紅葉を満喫。
まさに日本の原風景を味わうことができる。
清滝川の自然を満喫して嵐山駅方面へ戻ることにした。行き辿った峠道はアップダウン疲れるし清滝トンネルでショートカットを図った。
この写真では分かりづらいが中は非常に暗い。声が反響して不気味。1人でビビり散らしながら小走りで突破した。
帰り際もう1ヶ所紅葉が綺麗な寺に寄った。
愛宕念仏寺からもう少し嵐山中心に向かった場所にある化野念仏寺である。
境内には8千を超える無縁仏のお墓がある。
正直なところ、紅葉が綺麗だとはしゃいで写真を撮りまくれるような場所ではなかった。
が、だからこそ妙な魅力もあった。
ここでは昔、人が風葬あるいは土葬されたらしく写真で見える小さな石の1つが1つがお墓らしい。紅葉の赤のコントラストと石の灰色のコントラストがどこか物悲しい雰囲気を醸し出す。
別の角度から。
境内にはちょっとした竹林もあった。
竹林を見終わり化野念仏寺を後にする。正直ここまで3時間歩き詰めで疲れたから嵐山駅に戻ろうとしたが途中良さげな道を見つけたから立ち寄ってみた。嵯峨野の田舎道。
郷愁を感じる。(言ってみたかっただけ)
静かな農道であった。
と嵐山と嵯峨野の紅葉を堪能したところで今度こそ嵐山駅に戻り満員の電車に乗り込んだ。
京都の紅葉が見たい!でも人多いのは嫌。みたいな人はこんなコースで人が少ない場所を巡ってみてはいかがだろうか。残念ながら今年の紅葉は終わったけどまた来年にでも。
今回のコース
阪急嵐山駅→嵐山亭→愛宕念仏寺→清滝峠道→清滝川→清滝トンネル→化野念仏寺→嵯峨野→阪急嵐山駅
徒歩で計3、4時間。
カプセルホテルのレポート
僕はカプセルホテルが好きである。
実際は金がないからカプセルホテルにしか泊まれないだけなのだがそういうことにしている。
今回紹介するのは東京は蔵前駅を最寄りとするカプセルホテル、『MyCUBE by MYSTAYS』だ。
この『マイステイズ』は所謂チェーン店?で他にも色々な形態のホテルを運営している。その中のカプセルホテルである。
ちなみに千葉の舞浜駅にあるマイステイズホテルに泊まれば割と格安で夢の国を堪能できる、そちらもよろしく。こちらは普通のホテル。
前記事参照のオタクイベント終了後、デブラーメン屋の用心棒の定休日という罠にも陥り僕は足早にホテルを目指した。
ホテルは蔵前駅から徒歩3分ぐらいで近くにはコンビニも沢山あった。適当にコンビニで酒を買いチェックインする。
カプセルホテルとは思えない綺麗な入口に期待が高まる。
部屋はこんな感じ、従来のカプセルホテルのように縦並びでなく横並び。さらに二段式ではなく一段。これはデカい。なんせ天井が高い。
しかもなんと、下の写真を見れば分かると思うが部屋の下に施錠できるロッカーがある。それも相当広い。従来のカプセルホテルのように持ち物を取りにロッカー室へ行く必要がない。部屋の中にも小型ロッカーがあり便利。
ちなみにパジャマも備え付けのものが用意されている。
小綺麗な雰囲気が漂う。宿泊者は外人が多かった。
体から豚骨ラーメン屋のような異臭がしたのでとりあえずシャワーに向かった。脱衣所を鍵で閉めることができる。綺麗、安全。
鏡に映るオタクは小汚い。
ちなみにこのホテルでは残念ながら大浴場やバスタブはない。残念。
アメニティも自由に取れる。ドライヤーの風が強くて感動した。
部屋のテレビがデカい。日曜なのでアニサマを鑑賞する。少し恰幅が良くなった悠木碧の姿を見ながらいつもの『相棒』を飲む。
↑相棒
あとは適当に4時間ぐらいTwitterして寝た。
部屋でもホテルWi-Fiが無料で使える。速度も早い。
翌日は6時に起床して朝飯のバイキングに向かう。朝飯は残念ながら無料ではない。
こんな朝早く起きたのは夜にならないうちに京都に帰りたかったからだ。
誰も会場にいなかったから1時間ぐらい食べ続けてた。卵が美味かった。パンも美味い。
この後満たされて部屋で転がってたら9時になり早起きの意味はなくなった。
オタクなので秋葉原を物色しその後10時間の18切符の旅に出た。
ちなみにホテルは学生なら素泊まりで3000円ぐらい、朝飯をつけると3700円ぐらい。
似たような高級路線カプセルホテルの『安心お宿』は素泊まりで4400円なのを考えると安い。
しかも安心お宿の寝床は縦並び2段なので、マイステイズの方が広い。本当に広くて窮屈を感じなかった。一方で安心お宿には大浴場がある。
立地や風呂などを考えてお好きな方をどうぞ。
かなりオススメできるホテル。
帰りは浅草橋駅まで歩いた。15分ぐらいだったしJR駅へのアクセスも良好。スカイなツリーも見れた。
ブレイブウィッチーズイベントレポート その2
記憶が薄れないうちに文章としてイベントの感想を残しておきたいので間髪を入れない更新。
18切符での東京〜京都間(約10時間)のいい暇つぶしにもなる。
一部ブレイブウィッチーズ本編8話までのネタバレがあるので気をつけてください。
前回の記事はブレイブウィッチーズOP曲、アシタノツバサ発売記念購入者限定イベントの昼の部についてだったが今度は夜の部。
座席は会場のちょうど真ん中、ステージから見て中央、前が通路なので開けていてこれも中々良かった。
ちなみに昼の部、夜の部共に時間は約2時間だった。あまり行ったことないから分からないんだけどリリイベとしては長い方なんですかね?
2016年12月11日
夜の部の開演時間は18時。昼の部では最前で次々と流れる名曲に心を洗われ、オタクティアーを流し続けていた僕が開演前に向かったのは靖国神社であった。苑内では軍歌が流れ軍服を着たおじさんが熱く歌い上げていた。普通に見て回って参拝して後は適当に時間を潰していた。
ちなみに今回のイベントは単番参加。1人でイベントに行ったのがいつ以来か忘れるぐらい久々であった。
18時に石田燿子さんがアシタノツバサを歌い始めイベントがスタートする。
2曲目のソラノイロを歌うところまでは昼と同じ。会場のボルテージが高い。みんなペンライトを振ったり物販のキンブレを振ったりしていた。僕は落ち着くし曲をじっくり聞ける気がするので素手を振っていた。
石田燿子さんが退場してステージに現れたのは高森奈津美さん、五十嵐裕美さん、石田嘉代さん、佐藤利奈さんの4人だ。それぞれニパ、ロスマン、クルピンスキー、ラルの声優。
トークコーナーは昼同様、声優陣が選ぶ名シーンのコーナーから始まる。昼とメンバーが違うから内容も違うのは嬉しい。
高森さんがあげたのは第7話「聖なる夜に」の1シーン。502隊員がクルピンスキーの破壊工作で次々とキノコの毒で笑い出すマッドな展開の中、1人ネウロイ撃退に出撃したニパ。苦戦するも501の宗教的存在に助けられた後のスオムスのあの人の台詞、「いい子にしてたか?ニパ」からニパが「エヘ、エヘヘ」と笑うところだ。
しかも高森さんが生でその演技を披露してくれ会場は盛り上がった。盛り上がった。
僕もそのシーンは泣いた。
五十嵐さんが上げたのは第8話「君の瞳にぶどうジュース」序盤の、クルピンスキーが夜にこっそり特訓してるとこにロスマン先生が訪ねてからの会話のシーン。
のはずだったのだが映像が手違いで4話「戦いたければ強くなれ!」のラスト、ロスマン先生が格納庫でひかりに優しい言葉を投げかけるシーンになっていた。
戸惑う高森さんだったが、両方好きなシーンとのこと。
佐藤利奈さんが選んだのは4話「戦いたければ強くなれ!」からロスマン先生に塔のクライミングを言い渡されたひかりが、最終日嵐の中菅野の荒めな励ましで見事登り切るシーン。
ラル隊長はまだあまり出番がないからここをチョイス。登り切った時に嵐が晴れる演出、まさに王道。
石田嘉代さんのチョイスは第8話「君の瞳にぶどうジュース」の終盤、クルピンスキが固有魔法マジックブーストで1人でネウロイを倒すシーン。カールスラントトップエースの実力が発揮され話自体も面白かった。
その後石田嘉代さんから第8話の例のアイキャッチについての言及がありスクリーンに映し出された。
↓例のアイキャッチ
これ銀髪の女性が明確に誰とは言われてないけどロスマン先生しかいないでしょう、との流れに僕も就職活動企業説明会を彷彿とさせる頷きを繰り返す。
ちなみにロスマン役の五十嵐さんも、ロスマン先生に似て自分が嫉妬深い女性であるとのトーク。頷きが止まることはなかった。
次のコーナーも昼と同じ「ブレイブクエスチョン」、いわよるふつおたコーナー。
皆さんはどんな酒が好きですか?の質問に石田さん佐藤さんはビール、高森さんは梅酒、五十嵐さんがコーラと答えてたりした。
他は501のウィッチと歌うなら誰か、旅に出るならどのウィッチがいいかみたいな質問もあった。
ちなみに昼夜の部両方、声優陣からのジョゼの人気が高かった。食べてるとこが可愛いらしい、分かる。
その後CD、BDの紹介をしてトークコーナー終了。電気ピアノ(正式名称不明)とアコースティックギター、演奏者登場。
やがて石田燿子さんが登場しアコースティックライブが始まる。
1曲目『STRIKE WITCHES2〜笑顔の魔法』
ストライクウィッチーズ2期のオープニングテーマ曲、アコースティックならではのゆっくりとしたテンポのおかげでじっくり歌詞を頭に入れることができる。ブルーのライトに照らし出される石田燿子さんの白いドレス姿が滲んでははっきりするのが繰り返される。ストライクウィッチーズの世界が始まる…。
2曲目『Connect Link』
OVAストライクウィッチーズのテーマ曲。
劇場版が公開され2年が経ち、ストライクウィッチーズOVAは各地の映画館で公開された。いわゆる再開の曲である。
あの時の高揚感が胸にグッと溢れるのをアコースティックギターの旋律が優しく包み込む。
3曲目『アシタノツバサ』
曲が始まってからAメロに入るまでの部分がアコースティックアレンジだとまたシブくカッコいい。
来年5月に石田燿子さんのアコースティックライブが東京で開催されることが発表された。
是非参加したいと思う。
ここでアコースティックライブは終わり、再び『private wing』が流れる。ストライクウィッチーズの曲の中でもレアな曲を1日2回も聞いてしまった。今回は落ち着いて聞いてみた。改めていい曲だ。スタート直後に転んでいこう。
歌い終わった石田燿子さんは退場、オタクのアンコールが科学博物館のホールに響く。
石田燿子さんと声優陣が再び登場しプレゼント抽選会スタート。
今回の商品はなんと直筆サイン入りアニメ台本、5話分あった。これだけは本当に欲しい。外れた。ニパの気持ちが分かる気がした。
繋ぎでのトークでクルピンスキー役石田嘉代さんとロスマン先生役五十嵐さんのやり取りが素晴らしかった。なんと石田嘉代さんは身長を靴とかで微調整してクルピンスキーに合わせてきたらしく、五十嵐さんはロスマン先生と身長が同じ。リアルクルロス身長差を僕らは目にすることになる。2人が抱き合う。もう、頭がおかしくなる。
参考資料
クルピンスキー 175cm
ロスマン先生 151cm
僕 公称175cm(実際171.8cm)
ラストは全員で『LITTLE WING〜Sprit of LINDBERG』を歌う。
アニメ8話「君の瞳にぶどうジュース」のEDでブレイクウィッチーズがこれを歌っていたが石田嘉代さんの声がカッコよかったのが印象に残っていた。実際生でも上手かった。楽曲派だ。
また、ラル役の佐藤利奈さんはラル隊長がまだアニメ本編で歌っていないので佐藤利奈さん本人として歌うことになった。レア。
これで夜の部も終了し、アシタノツバサ発売記念イベントは幕を下ろした。
リリイベにも関わらず大満足な曲のボリューム。トークもアニメとリンクしており非常に楽しい進行だった。前日オタクとおさらいをして正解。
何にせよ初のブレイブウィッチーズ、ストライクウィッチーズのイベントだっただけに素晴らしいものだった。この日をいつまでも忘れずブラックな社会へと足を踏み入れていきたい。
ブレイブウィッチーズイベントレポ 完
ブレイブウィッチーズイベントのレポート
まずブログを作った理由は、これまでTwitterとかで京都の写真とかイベントの感想を呟いてたけど文字数や投稿数に限度があるのでまとまった投稿方法が欲しかったからです。
あと単純にイベントや旅行の内容とかをまとめて忘れないようにしたかったからですね。
あとはクソ暇な18切符旅行中の暇つぶしが欲しかった
今回の記事には一部ブレイブウィッチーズ9話までの一部ネタバレがあるので気をつけてください。
今回僕が参加したのは2016年12月11日に科学技術館サイエンスホールにて行われたブレイブウィッチーズOPのアシタノツバサの購入者限定イベント、昼と夜の部がありチケットは各5000円、計1万円(高い)。
そして偶然にも昼の部で最前ど真ん中を引き当てた僕はTwitterでイキりにイキり散らしイベントを心待ちにしていた。列の名がいろはにほへとなので「い」が最前。
イベントはまず石田燿子さんのアシタノツバサとソラノイロのライブから始まったが、感動した。目の前にサイリウムもオタクの頭もなく石田さんとひたすら目が合う、この時点で勝利を確信。ちなみに僕はアシタノツバサもいいと思いますがカップリング曲のソラノイロがお気に入りです。
ここで石田燿子さんは一旦退場、代わって加隈亜衣さん、末柄里恵さん、水谷麻鈴さんが登壇。それぞれ雁淵ひかり、雁淵孝美、下原定子を演じている。至近距離で見る可愛い女性声優のスマイルで頭がどうにかなりそうだった。
まずアニメ本編で印象に残ったコーナーを各自紹介するコーナーが始まる(そのシーンのアニメ本編の映像がバックスクリーンに流れる)。
水谷さんは5話「極寒の死闘」から定子が弓でネウロイを倒すシーン。ウィッチに不可能はない。三位一体、伝統の合体攻撃。
末柄さんは2話「羽ばたけチドリ」から孝美が絶対魔眼で無双するシーン、確かにあれはカッコよかった。伝統的な艦上戦。
加隈さんが挙げたのは1話「佐世保の魔法少女?」からお風呂でひかりが孝美の傷跡に触ろうとするとこ。いいと思います。
それにしても何故触ろうとしたのか。
次のコーナーはイベント開始前にオタクが特設メールアドレスに送った質問に声優陣が答える、いわゆるラジオの「ふつおたコーナー」。僕もペンネーム本名にして送ったけど残念ながら読まれませんでした。
質問は「どの国に行ってみたい?」等で計6通ぐらい読まれたはず。残念ながら全部は覚えてないけどとにかく僕は目の前にいる女性声優を眺め回すのに必死だった。
質問コーナーが終わりアニメBDやCD商品紹介コーナーが終わると声優陣が退場、代わりにアコースティックギターと電気ピアノ?(誰かアレの名前を教えてくれ)が運びこまれる。
石田燿子さんも再登場しここからアコースティックライブが始まる。
1曲目『STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜』
目の前の景色が滲み始める。言わずと知れたストライクウィッチーズ1期のOP曲だ。僕の中で止まっていた時間が急速に動き始める。
通常だとアップテンポなこの曲もアコースティックアレンジで違う顔を見せる。歌詞が身に染みる。
2曲目『約束の空へ〜私のいた場所〜』
名曲の大盤振る舞い。次々に記憶が取り戻される。ここ辺りから涙が溢れた。
ちなみに僕は映画で坂本さんが飛行機乗って現れるとこが大好きです。
3曲目『アシタノツバサ』
出たばかりの曲をアコースティックで披露する石田燿子さんの技量に感動。アコースティックverだと通常版とは違う雰囲気になる。
ここでバンドが退場する。
僕はアニソンやゲーソンのアコースティックアレンジが大好きなのでこのコーナーは非常に良かった。静かな雰囲気なので歌詞を1つ1つ噛み締めるように聞くことができる。
そして石田燿子さんのマイク、「次で最後だからみんなが大好きな盛り上がる曲歌います!private wing」(意訳)。
ストライク楽曲の中でも聞くことがレアなアニソンの中のアニソンのイントロが会場に流れ出す。会場のボルテージが爆発し僕はもう頭が狂う。高まり泣きながら曲を一緒に口ずさんでいたら石田燿子さんが僕に指をさしながらニコりと笑う。生きていて良かった。
まるで空を飛んでいるような爽快感、疾走感のある名曲で満たされたところで石田燿子さんが退場。アンコールの音頭が始まる。
いつもは茶飲みながら座ってる僕もこの日ばかりは声を大にアンコールをしていた。
3分ぐらいで石田燿子さんに加え加隈亜衣さん、末柄里恵さん、水谷麻鈴さんが戻ってくる。始まったのはプレゼント抽選会で5名にサイン入りポスターが当たる。当然ながら外れる。
抽選会が終わると石田燿子さんの「じゃあ1人ずつ感想とか言いますか」から始まり声優陣がイベントの感想を話す。加隈さんが可愛かった。
マイクが進むにつれ次第に会場に立ち込める「もう終わりか…」の空気。
最後に石田燿子さんが感想を言い終わりマイク、「でも私達アンコールで出てきてるんだよね?しかも3人今日まだ歌ってないんじゃない?」
それは天才のマイクだった。消えかけた会場の火が再び灯された。
「前のスクリーンに歌詞が出るので皆で叫びましょう!LITTLE WING」
マイクの途中あたりから全てを察し早くも涙を零していたちんぽちゅうちゅう丸の目に一切の曇りはなかった。後はただ最前にて泣きながらキャスト陣とLITTLE WINGを合唱していた。
リンドバーグのアレンジであるこの曲の歌詞、ブレイブウィッチーズの内容とマッチしており僕はとても好きだ。 Bメロのテンポや歌詞なんか特に。
かくしてアシタノツバサ発売記念イベント昼の部は幕を下ろした。人生初の指定席最前イベント、並びに人生初のストライク楽曲を生で聞く機会だった。高校生の頃からずっと大好きだったコンテンツなだけに感動具合は一言で言い表せないものがある。あの日々の記憶が次々とリフレインしていくのだ。
このイベントを忘れることがないようにレポートに書き留めた。
一応曲だけのセットリスト
1.アシタノツバサ
2.ソラノイロ
ここからアコースティック
3.STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜
4.約束の空へ〜私のいた場所〜
5.アシタノツバサ
アコースティックおわり
6.private wing
7.LITTLE WING〜Spirit of LINDBERG〜
夜の部は次の記事に続く。